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一条工務店の木造住宅はなぜ選ばれる?性能や鉄骨との違いを解説


この記事で分かる事、ポイント
  • 一条工務店が木造にこだわる理由が分かる
  • 鉄骨造と比較した際の断熱性の違い
  • 2×6工法による壁の強さと特徴
  • i-smartなどの人気商品の性能詳細
  • 標準仕様で備わる耐震等級3の安心感
  • 独自の防腐防蟻処理によるシロアリ対策
  • 長く快適に住むための耐久性の秘密

家づくりを検討し始めたとき、多くの人がまず悩むのが「木造にするか、鉄骨にするか」という構造の選択ではないでしょうか。

特にハウスメーカー選びにおいて、性能の高さで知られる一条工務店の木造住宅に関心を持つ方は少なくありません。

地震大国である日本において、住まいの安全性や快適性は生活の質に直結する重要な要素です。

しかし、一般的に「木は鉄よりも弱いのではないか」「腐食やシロアリが心配だ」といったイメージを持つ方もいるかもしれません。

実際のところ、最新の技術で建てられた木造住宅は、従来のイメージを覆すほどの強度と耐久性を備えています。

私自身、住宅業界の動向を長年リサーチしてきましたが、一条工務店が提供する住まいは、木造ならではのメリットを最大限に活かしつつ、科学的なアプローチで弱点を克服している点が非常に興味深いです。

例えば、鉄骨と比較しても遜色のない、あるいはそれ以上の強さを発揮する構造計算や、気密性を高めるための施工精度には目を見張るものがあります。

この記事では、これからマイホームを計画している方に向けて、一条工務店の木造住宅がなぜ多くの施主に選ばれているのか、その理由を深掘りしていきます。

具体的には、ツーバイシックスなどの工法による違いや、断熱性や気密性といった数値で見る性能の高さについて詳しく解説します。

また、主力商品であるi-smartの特徴や、伝統的な木造軸組工法を進化させた独自の技術についても触れていきます。

さらには、長く住み続ける上で欠かせない耐震等級や、ツインモノコック構造による地震対策、そして木造住宅の大敵であるシロアリへの防腐防蟻処理についても網羅しました。

一条工務店と木造住宅の組み合わせが、どのようにして安心で快適な暮らしを実現するのか、その全貌を明らかにしていきましょう。


一条工務店が木造にこだわる理由と鉄骨との違い



この章のポイント
  • 鉄骨よりも優れている断熱性と気密性
  • 2×6工法を採用した壁の厚さと強さ
  • 圧倒的な性能を誇るi-smartの魅力
  • 木造軸組工法を進化させた夢の家I-HEAD構法
  • 夏涼しく冬暖かい快適な住環境の実現

鉄骨よりも優れている断熱性と気密性

住宅を建てる際に多くの人が気にするポイントの一つが、夏は涼しく冬は暖かい快適な環境を作れるかどうかという点です。

この快適性を左右する最大の要因が「断熱性」と「気密性」であり、実はこの点において木造は鉄骨造よりも有利な特性を持っています。

まず素材としての熱伝導率を比較すると、鉄は木の数百倍も熱を伝えやすいという性質があることをご存じでしょうか。

冬場に公園の鉄棒や手すりを触ると氷のように冷たく感じますが、木製のベンチであればそこまで冷たさを感じないのは、この熱伝導率の違いによるものです。

住宅においても同様の現象が起き、鉄骨造の建物は外気の冷たさや熱さを構造材である鉄骨を通じて室内に伝えやすくなってしまいます。

これを防ぐためには大規模な断熱処理が必要になりますが、構造上の隙間を完全に埋めることは技術的に難易度が高いケースも少なくありません。

一方で、一条工務店の木造住宅では、木材自体が持つ断熱性の高さに加え、高性能な断熱材を隙間なく充填することで、魔法瓶のような保温性能を実現しています。

特に一条工務店では、断熱材に一般的なグラスウールではなく、より断熱性能の高い高性能ウレタンフォームを採用している点が大きな特徴です。

このウレタンフォームは現場で発泡させるのではなく、工場で壁パネルにあらかじめ組み込まれるため、施工ムラが少なく、安定した高品質な断熱層を形成できます。

さらに気密性を示すC値(相当隙間面積)においても、鉄骨造では達成が難しいレベルの数値を木造ならではの施工精度で実現しています。

一般的な日本の住宅のC値が5.0cm²/m²程度と言われていた時代から、一条工務店は平均実測値で0.59cm²/m²(i-smartなどの場合)という驚異的な数値を叩き出してきました。

隙間が少ないということは、せっかく冷暖房で調整した空気が外に逃げにくく、外からの不快な湿気や粉塵の侵入も防げることを意味します。

鉄骨造も近年の技術進化により断熱性は向上していますが、構造材そのものが熱橋(ヒートブリッジ)となりやすい宿命を背負っています。

ヒートブリッジとは、熱を伝えやすい部分から熱が出入りしてしまう現象のことで、これが結露の原因となり、カビやダニの発生リスクを高める要因にもなりかねません。

木材は熱を伝えにくい性質があるため、このヒートブリッジのリスクを根本的に抑えることが可能です。

私がこれまでに見てきた中でも、寒冷地において木造住宅が圧倒的に支持されているのは、この素材としての断熱性能の差が実際の光熱費や体感温度に大きく影響するからでしょう。

一条工務店が木造にこだわり続ける背景には、日本の四季の変化に対応し、エネルギー効率の良いサステナブルな住まいを提供したいという明確な意図が見て取れます。

結果として、家全体が均一な温度に保たれやすく、ヒートショックなどの健康リスクを低減できるのも、木造による高気密・高断熱住宅の大きなメリットと言えます。

2×6工法を採用した壁の厚さと強さ

木造住宅と一口に言っても、その工法にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。

日本で古くから用いられてきたのは柱と梁で支える「在来工法(木造軸組工法)」ですが、一条工務店の主力商品で採用されているのは、北米生まれのツーバイフォー工法をさらに進化させた「2×6(ツーバイシックス)工法」です。

この工法は、枠組壁工法とも呼ばれ、柱ではなく「面」で建物を支える構造を持っています。

従来の2×4(ツーバイフォー)工法では、2インチ×4インチの角材を使用して壁パネルを構成しますが、2×6工法ではその名の通り、2インチ×6インチのより大きな角材を使用します。

これにより、壁の厚みが従来の約1.6倍に増すことになり、構造体の強度が飛躍的に向上するというわけです。

壁が厚くなることのメリットは、単に頑丈になるだけではありません。

壁の中に充填できる断熱材の量も約1.6倍に増やすことができるため、断熱性能が格段にアップします。

つまり、2×6工法は「耐震性」と「断熱性」という、住宅性能における二つの重要要素を同時に強化できる合理的なシステムなのです。

具体的な構造強度の面で見ると、面で支える構造は地震や台風などの外力を建物全体に分散させる効果に優れています。

柱と梁の接合部に力が集中しやすい軸組工法に比べ、壁・床・天井が一体となった六面体の箱型構造(モノコック構造)は、歪みにくく倒壊しにくいという特性を持っています。

この強靭な構造体を作り上げるために、一条工務店では自社グループ工場での生産比率(内製化率)を極限まで高めています。

現場での組み立て作業を減らし、環境の整った工場で精密にパネルを製造することで、職人の腕による品質のバラつきを排除しているのです。

また、使用される木材や合板についても厳格な品質管理が行われており、含水率や強度などが一定基準を満たしたものだけが採用されています。

私が特に注目したいのは、この2×6工法がもたらす「静寂性」です。

壁が厚く、断熱材がぎっしりと詰まっていることは、優れた防音効果も生み出します。

外の車の走行音や雨音が室内に響きにくく、また室内の生活音も外に漏れにくいため、プライバシーの保護や静かな生活環境の維持に大きく貢献します。

木造住宅は音が響きやすいと思われがちですが、構造と断熱材の密度次第で、鉄筋コンクリート造マンションにも劣らない静かさを手に入れることが可能です。

さらに、2×6材を使用することで、より広い空間や大きな窓を設ける設計の自由度も高まります。

構造的な強度が確保されているからこそ、耐震性を犠牲にすることなく、開放的なリビングや吹き抜けを実現できるのです。

このように、一条工務店の木造住宅における2×6工法は、単なる工法の選択ではなく、住まいの性能を底上げするための核となる技術と言えるでしょう。

圧倒的な性能を誇るi-smartの魅力

一条工務店のラインナップの中で、近年圧倒的な人気を誇っているのが「i-smart(アイ・スマート)」という商品です。

このi-smartは、先述した2×6工法をベースに、デザイン性と機能性を極限まで追求したスマートハウスとして位置づけられています。

その最大の特徴は、「業界最高レベルの省エネ性能」を標準仕様で実現している点にあります。

外壁や窓、天井、床に至るまで、徹底した超気密・超断熱仕様が施されており、家全体が巨大な魔法瓶のような状態になっています。

特に注目すべきは、窓に採用されている「トリプルガラス樹脂サッシ」です。

一般的な住宅ではペアガラス(2枚ガラス)やアルミサッシが使われることが多いですが、i-smartでは3枚のガラスと樹脂枠を組み合わせることで、窓からの熱の出入りを大幅にカットしています。

さらに、ガラスとガラスの間には断熱性の高いクリプトンガスなどが封入されており、結露の発生を抑える効果も絶大です。

デザイン面においても、i-smartはシンプルでモダンな外観が特徴的です。

外壁には「ハイドロテクトタイル」と呼ばれる、光触媒技術を応用したタイルが採用されています。

このタイルは太陽の光で汚れを分解し、雨で洗い流すというセルフクリーニング効果を持っており、長期間にわたって美しい外観を保つことができます。

メンテナンスコストを抑えられるという点でも、施主から高い評価を受けているポイントです。

そして、i-smartの快適性を支える心臓部とも言えるのが、「全館床暖房」システムです。

リビングや寝室だけでなく、廊下やトイレ、浴室に至るまで、生活スペースのほぼ100%に床暖房が敷設されています。

これにより、部屋ごとの温度差(ヒートショックの原因)がなくなり、冬場でも家中どこにいても春のような暖かさを感じることができます。

一般的な床暖房はガスや電気ヒーター式が多いですが、一条工務店では温水式を採用しているため、低温やけどのリスクが低く、ふく射熱によるやわらかい暖かさが特徴です。

また、夏場においては「さらぽか空調」という全館空調システムをオプションで選択することも可能です。

これは床暖房のパイプに冷水を流して床冷房を行い、同時にデシカント換気システムで除湿を行うことで、エアコンの風が苦手な人でも快適に過ごせる画期的なシステムです。

i-smartの内装設備についても、自社グループ工場で生産されたオリジナルのシステムキッチンや収納家具が標準装備されており、統一感のあるインテリアを容易に実現できます。

収納力や使い勝手も計算し尽くされており、「モデルハウス仕様が標準仕様」というキャッチコピー通りの充実ぶりです。

ただし、i-smartは工場生産のパネルを組み立てる工法であるため、在来工法に比べると間取りの自由度に一定の制約があることは知っておく必要があります。

「一条ルール」とも呼ばれる独自の設計ルールが存在し、例えば極端に変わった形状の部屋や、特定の場所に窓を配置できないといったケースが出てくることもあります。

とはいえ、その制約は圧倒的な耐震性と断熱性を確保するための裏返しでもあり、多くの施主にとっては許容範囲内であることが多いようです。

性能、デザイン、メンテナンス性、そしてコストパフォーマンスのバランスが高い次元で融合している点が、i-smartが選ばれ続ける理由なのです。

木造軸組工法を進化させた夢の家I-HEAD構法

一条工務店といえばi-smartのような2×6工法のイメージが強いですが、創業以来培ってきた木造軸組工法の技術も健在です。

それが「夢の家I-HEAD(アイ・ヘッド)構法」と呼ばれる独自の工法です。

これは日本の伝統的な在来工法をベースにしつつ、現代の技術で性能を大幅に向上させたハイブリッドな工法と言えます。

通常の木造軸組工法は、柱や梁といった「線」で建物を支えるため、設計の自由度が高い反面、耐震性や断熱性の確保には工夫が必要でした。

I-HEAD構法では、構造材に無垢材ではなく、反りや狂いの少ない「エンジニアリングウッド(構造用集成材)」を使用することから始まります。

さらに、壁パネルに構造用合板を張り付けることで、軸組工法でありながら「面」でも支えるモノコック構造に近い強度を実現しています。

これにより、従来の在来工法よりも高い耐震等級をクリアしやすくなっています。

断熱材についても、一般的な繊維系断熱材(グラスウールなど)ではなく、板状の高性能断熱材(EPS:ビーズ法ポリスチレンフォームなど)を採用しています。

この断熱材を柱の外側からすっぽりと覆う「外断熱」に近い考え方を取り入れることで、柱自体が熱橋となるのを防いでいます。

この構法は「セゾン」シリーズなどの洋風住宅や、「円熟の家 百年」などの和風住宅で主に採用されており、重厚感のあるデザインや本格的な和室を求める層に根強い人気があります。

I-HEAD構法の大きなメリットは、やはり間取りの自由度の高さです。

2×6工法では難しいとされる細かな壁の配置や、本格的な床の間、広縁といった和の要素を取り入れやすいのが特徴です。

また、リフォームや増改築の際にも、壁式構造に比べて対応しやすいという利点があります。

気密性に関しても徹底されており、気密シートの施工や隙間処理を厳格に行うことで、次世代省エネルギー基準を大きく上回る性能を確保しています。

私が見てきた中でも、伝統的な木の家の温もりを大切にしながら、最新の省エネ性能も諦めたくないという方にとって、このI-HEAD構法は非常に魅力的な選択肢です。

木材の収縮によるクロス切れなどの問題に対しても、長年のノウハウに基づいた施工マニュアルが整備されており、対策が講じられています。

「木造軸組は寒い」「地震に弱い」といった古い常識は、この構法には当てはまりません。

伝統と革新を融合させ、日本の気候風土に最適な住まいを追求した結果が、このI-HEAD構法という形になっているのです。

夏涼しく冬暖かい快適な住環境の実現

ここまで解説してきた断熱性、気密性、そして独自の工法はすべて、「夏涼しく冬暖かい」という究極の住環境を実現するために集約されます。

日本の夏は高温多湿であり、冬は乾燥して寒いという過酷な気候条件にあります。

この環境下で一年中快適に過ごすためには、外気の影響を遮断し、室内の温熱環境をコントロールすることが不可欠です。

一条工務店の木造住宅では、高気密・高断熱な躯体がベースにあるため、エアコンなどの空調機器の効率が劇的に良くなります。

夏場においては、外からの熱気の侵入をブロックし、一度冷やした室内の空気を逃がさないため、少ないエネルギーで涼しさをキープできます。

外出先から帰宅した際に、ムッとするような熱気がなく、ひんやりとした空気が残っていることに驚く施主も多いそうです。

冬場に関しては、先述した全館床暖房との相乗効果により、足元からじんわりと温まる理想的な暖房環境が整います。

一般的な住宅では、暖かい空気は天井付近に溜まり、足元は冷たいままという「温度ムラ」が発生しがちです。

しかし、気密性の高い一条工務店の家では空気が対流しにくく、床暖房の輻射熱が部屋全体に行き渡るため、頭寒足熱の健康的な環境が作られます。

また、快適さを語る上で忘れてはならないのが「湿度」のコントロールです。

高気密住宅では換気が重要になりますが、一条工務店では「ロスガード90」という熱交換換気システムを標準採用しています。

これは換気の際に捨ててしまう室内の熱(冷気や暖気)を回収し、外から取り入れる新鮮な空気に移して室温に近づけてから給気するシステムです。

さらに高性能フィルターが組み込まれているため、花粉やPM2.5などの有害物質をカットし、綺麗な空気だけを室内に取り込むことができます。

さらにオプションの「さらぽか空調」を導入すれば、夏場のジメジメした湿気を取り除くデシカント除湿機能により、湿度を40〜50%程度の快適な範囲に保つことが可能です。

これにより、カビやダニの繁殖を抑えるだけでなく、洗濯物の部屋干しでも驚くほど早く乾くという生活上のメリットも生まれます。

実際に住んでいる方の声を聞くと、「家の中で季節を感じなくなった(良い意味で)」「子供が風邪をひきにくくなった」といった感想が多く聞かれます。

鉄骨造では熱橋の影響で結露に悩まされることもありますが、木造の特性と高度な技術を組み合わせることで、結露知らずの健康住宅が実現できているのです。

このように、一条工務店の木造住宅が提供するのは単なる「建物」ではなく、日々のストレスから解放された「質の高い時間」であると言えるでしょう。


一条工務店の木造住宅における耐震性と耐久性の対策

#H2直下の箇条書き



この章のポイント
  • 標準仕様で確保された安心の耐震等級3
  • 外力を分散させるツインモノコック構造
  • 独自の加圧注入を用いた防腐防蟻処理
  • 建物の寿命を縮めるシロアリへの対策
  • 一条工務店の木造で叶える安全な暮らし

標準仕様で確保された安心の耐震等級3

日本に住む以上、地震への備えは家づくりにおける最優先事項の一つです。

「木造は地震に弱い」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、それは過去の古い基準で建てられた住宅の話であり、現在の基準、特に一条工務店の基準においては全く当てはまりません。

一条工務店では、国が定める耐震性能の最高等級である「耐震等級3」を標準仕様としています。

耐震等級1が建築基準法レベル(震度6強〜7程度の地震で倒壊しない程度)であるのに対し、耐震等級3はその1.5倍の強度を持っています。

これは消防署や警察署など、災害時の防災拠点となる建物に求められる強度と同等レベルです。

多くのハウスメーカーが「耐震等級3相当」やオプション対応としている中で、一条工務店が標準仕様としている点には大きな意味があります。

それは、どの商品を選んでも、どの間取りであっても、最高レベルの安全性が担保されているという自信の表れだからです。

これを実現するために、一条工務店では一棟一棟に対して綿密な構造計算(許容応力度計算など)を実施しています。

簡易的な計算ではなく、詳細なデータを元に柱や壁の配置、接合部の強度などを検証し、地震の揺れに対して建物がどのように挙動するかをシミュレーションしています。

さらに特筆すべきは、実大実験へのこだわりです。

机上の計算だけでなく、実際に建てた家を巨大な振動台に乗せて震度7クラスの激しい揺れを加える実験を繰り返し行っています。

過去には、東日本大震災や阪神淡路大震災、新潟県中越地震など、実際に観測された地震波を再現し、その全てに耐えうることを実証しています。

実験後の建物に歪みや損傷がほとんど見られないことからも、その強度が本物であることが分かります。

また、地盤調査についても独自の基準を設けており、地盤が弱いと判断されれば適切な地盤改良工事を提案し、足元から耐震性を固めます。

建物がいくら頑丈でも、地盤が崩れてしまっては意味がないため、このトータルでの安全対策が重要になります。

万が一の巨大地震に備え、家族の命と財産を守るために、妥協のない耐震性能を追求しているのが一条工務店の木造住宅なのです。

外力を分散させるツインモノコック構造

一条工務店の高い耐震性を支えている核心技術が、「ツインモノコック構造」です。

これはi-smartやi-cubeなどの2×6工法商品で採用されている構造システムです。

モノコック構造とは、スペースシャトルや新幹線、航空機などにも採用されている、外皮全体で強度を持たせる一体化構造のことです。

一般的な木造軸組工法が柱や梁の接合点で力を受け止めるのに対し、モノコック構造は壁・床・天井の6面体全体で外力を受け止め、分散させます。

これにより、地震のエネルギーが一点に集中して破壊されるのを防ぎ、建物全体の変形を最小限に抑えることができます。

一条工務店では、このモノコック構造をさらに強化しています。

具体的には、壁パネルに構造用合板を貼るだけでなく、より強度の高い高性能なパネルを使用し、強力な釘と接着剤で強固に一体化させています。

「ツイン」という名前の由来は、2×6材を使用することで壁厚が増し、ダブルの断熱材とともに構造的な厚みと強さが倍増しているイメージから来ています(※正確な技術名称としてのツインの意味合いは、壁パネルの構成や接合技術の複合的な強さを示唆しています)。

この構造の強さを測る指標の一つに「壁倍率」というものがあります。

建築基準法で定められた一般的な筋交いの壁倍率が2.0倍〜4.0倍程度であるのに対し、一条工務店の耐力壁は、国土交通大臣認定を取得した最高ランクの壁倍率5.0倍を実現しています。

この強力な壁をバランスよく配置することで、地震の揺れだけでなく、台風による強風や積雪の重みに対しても圧倒的な強さを発揮します。

さらに、床の構造にも工夫があり、「剛床(ごうしょう)工法」を採用しています。

これは、分厚い構造用合板を床梁に直接打ち付けることで、床全体を一枚の強固な板のようにする工法です。

地震の横揺れに対して床が水平方向に歪むのを防ぎ、壁の耐震性能を最大限に引き出す役割を果たしています。

天井、壁、床がガッチリと組み合わさった箱のような構造は、歪みが生じにくいため、地震後のドアの開閉不良やサッシの歪みといった被害も軽減されます。

繰り返しの余震にも強く、地震後も安心して住み続けられる家を目指して開発されたのが、このツインモノコック構造なのです。

独自の加圧注入を用いた防腐防蟻処理

木造住宅の最大の敵とも言えるのが、「腐朽(腐ること)」と「シロアリ」です。

どんなに耐震性の高い構造を作っても、土台や柱が腐ったりシロアリに食べられたりしてスカスカになってしまっては、その強度は維持できません。

一般的な木造住宅では、建築現場で防蟻剤を塗布する方法がとられますが、この効果は通常5年程度で切れてしまうと言われています。

そのため、5年ごとの再処理が必要となりますが、壁の中や床下など、完成後には再処理が難しい部分も多く存在します。

そこで一条工務店が採用しているのが、工場で行う「加圧注入処理」です。

これは、木材をタンクの中に入れ、圧力をかけて防腐防蟻薬剤(ACQなど)を木材の内部深くまで浸透させる技術です。

表面に塗るだけの場合とは異なり、木材の芯近くまで薬剤が染み込むため、長期間にわたって効果が持続します。

使用されている薬剤「ACQ」は、主成分が銅と有機アンモニウム化合物で構成されており、公園の遊具やウッドデッキなどにも使われる安全性の高いものです。

揮発しないため、室内の空気環境を汚染する心配もありません。

一条工務店では、この加圧注入処理を構造材のほぼ全て(1階部分の構造材、床組み、断熱材の下地など)に行っています。

特にシロアリの被害に遭いやすい1階部分や水回りの木材に対しては徹底的に処理が施されており、その処理量は一般的な住宅とは比較になりません。

実際、この処理を施された木材は緑色っぽく変色していますが、これこそが薬剤がしっかりと浸透している証拠です。

また、断熱材に使用されているウレタンフォームなどの素材も、シロアリが食い破れない、あるいは好まない素材を選定・開発しています。

通常、シロアリは断熱材の中をトンネルのように掘り進んで家屋に侵入することがありますが、一条工務店の基礎断熱材などは防蟻成分を含有したものを使用するなど、二重三重の対策が取られています。

このような工場生産ならではの高度な処理により、一条工務店ではメンテナンスの手間とコストを大幅に削減しつつ、75年以上とも言われる建物の耐久性を確保しようとしているのです。

建物の寿命を縮めるシロアリへの対策

前述の防腐防蟻処理に加え、一条工務店では物理的にシロアリの侵入を防ぐ対策も講じています。

日本の住宅被害の多くは「ヤマトシロアリ」や「イエシロアリ」によるものですが、近年では外来種である「アメリカカンザイシロアリ」の脅威も指摘されています。

シロアリは湿った木材を好むため、床下の湿気対策が極めて重要です。

一条工務店の基礎は「ベタ基礎」が標準仕様となっています。

ベタ基礎とは、床下全面を厚いコンクリートで覆う工法で、地面からの湿気を遮断すると同時に、シロアリが地中から上がってくるのを物理的にブロックします。

さらに、基礎の立ち上がり部分と配管の隙間など、微細な侵入経路となり得る部分にも防蟻シーリング材を充填し、隙間を徹底的に塞ぎます。

また、基礎パッキン工法を採用することで、床下の通気性を確保し、常に乾燥した状態を保つように設計されています。

乾燥した環境はシロアリが嫌うため、これだけでも大きな予防効果があります。

私が取材した情報によると、一条工務店は「防蟻処理が必要ない木材」とされるヒノキやヒバといった樹種に頼るだけでなく、科学的な処理を加えることで「絶対に食べられない木材」を作り出すことに注力しています。

天然の木材が持つ防虫成分は経年により効果が薄れる可能性がありますが、加圧注入された薬剤の効果は半永久的とは言わないまでも、住宅の耐用年数を通じて極めて長く持続するからです。

万が一の事態に備え、一条工務店では構造躯体に対して長期の保証制度を設けています。

定期的な点検を受けることで保証が延長される仕組みもあり、引き渡し後も安心して住み続けるためのサポート体制が整っています。

木造住宅の寿命を縮める最大の要因であるシロアリに対し、ここまで徹底した対策を行っているハウスメーカーは稀有な存在です。

「木造だからシロアリが心配」という不安を、「一条の木造なら安心」という確信に変えるための技術力がここにあります。

一条工務店の木造で叶える安全な暮らし



この記事のまとめ
  • 一条工務店は木造ならではの断熱性を最大化した家づくりを行う
  • 鉄骨造と比較して熱伝導率が低くヒートブリッジが起きにくい
  • 2×6工法により壁が厚く断熱材を多く充填可能
  • モノコック構造で地震の力を面で受け止め分散させる
  • 耐震等級3を標準仕様とし全棟で構造計算を実施
  • 実大実験により震度7クラスの揺れへの耐久性を実証済み
  • i-smartなどの商品は超気密・超断熱で省エネ性能が高い
  • 全館床暖房が標準装備で冬でも家全体が暖かい
  • 高性能な熱交換換気システムで空気環境もクリーンに保つ
  • 工場での加圧注入処理により木材の深部まで防腐防蟻剤が浸透
  • ベタ基礎や基礎パッキン工法でシロアリの侵入と湿気を防止
  • 自社グループ工場生産により施工品質のバラつきを排除
  • 木造軸組工法を進化させたI-HEAD構法もラインナップ
  • メンテナンスコストを抑え長く住める耐久性を確保
  • 一条工務店の木造は安全性と快適性を両立した住まいである


 

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